トヨタ 200系ハイエースは、2004年から製造・販売を開始した5代目にあたるキャブオーバー型ワンボックスです。
4ナンバーや1ナンバーのバンを主として、3ナンバーのワゴンをラインナップしています。
また、日本のみならず世界的に人気が高いモデルです。
ここでは、200系ハイエースの中古車を買うときのコツと売るときの注意点を解説します。
中古の200系ハイエースを買うときの注意点
トヨタ 200系ハイエースを中古で購入するときは、内装や外装の状態が良く、修復歴が無い車両を購入しましょう。
200系ハイエースは、シートや内張り、臭いなどの内装の状態が良くなかったり、ボディの傷やへこみ、塗装の剥がれやサビなど外装の状態が悪かったりする車両が存在しています。
特に臭いは、写真や動画ではわかりません。さらに、ドアやバックドアの開閉動作も写真や動画でわからないケースがあります。
中古の200系ハイエースを購入する時は、実際に車両を見てから決断しましょう。
また、修復歴があると走行性能や耐久性が落ちている可能性が高いです。
修復をしっかりとしている車両であれば、通常走行に問題はありませんが、売却するときに評価が下がってしまうため、修復歴無しの車両を選ぶようにしましょう。
買うときのワンポイントアドバイス
ハイエースは、盗難が多い車両であるため、盗難防止システムが装着されている車両を選ぶのがポイントです。
ハイエースの盗難防止システムであるイモビライザーシステムとオートアラームは2012年4月から装着されました。
特徴は、正規のキーでなければエンジンの始動ができないということです。
また、スマートキーやワイヤレスキーによるドアの施錠および解錠に連動して、自動的に盗難警報システムをON/OFFにするオートアラームも装備しています。
200系ハイエースを売るときの注意点
トヨタ 200系ハイエースを売るときのポイントは、内装や外装を綺麗な状態にしておき、取扱説明書・整備記録簿・保証書といった書類を揃えておくことです。
特に、整備記録簿は、点検の内容や部品をいつ交換したかという情報が記録されているため、失くさないようにしましょう。
また、200系ハイエースは、カスタマイズしてある車両でも高く売れるケースがあります。
キャンピングカー仕様、エアロやホイールのドレスアップなども高評価のポイントになるため、そのままの状態で評価をしてもらいましょう。
加えて、純正パーツを保管し、査定時に純正部品がある旨を伝えると、評価が上がるケースもあります。純正パーツも大切に保管しておきましょう。
ハイエースを売るときのワンポイントアドバイス
トヨタ 200系ハイエースを売るときは、「下取り」と「買取」の両方で査定をしましょう。
下取りは、新しい車を購入するのと引き換えに、現在乗っている車を引き取ってもらうことです。
ただし、下取りの場合、ノーマル車両が好まれる傾向にあるため、カスタマイズ内容まで適正に評価できない場合があります。
一方、買取は車の売却のみであるため、車そのものの価値を評価することが可能です。
装着してあるパーツや交換した部品など、カスタマイズした内容まで適正に評価できるのは、買取店の強みといえるでしょう。
ハイエースは、ノーマル状態の車両から構造変更の手続きをしたカスタマイズカーまで、多種多様の車両が存在しています。
所有しているハイエースの状態により、どこに売却するかを決めましょう。
まとめ
トヨタ 200系ハイエースの中古車を買うときのコツと売るときのポイントを説明してきました。
良い状態の車両の見分け方や少しでも高く売るポイントを抑えて、200系ハイエースを上手に買ったり売ったりしましょう。