カーナビを探している方の中には、
「種類が多すぎて選べない」
「ディスプレイオーディオって何?カーナビと同じ?」
など、様々な疑問を抱えている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、カーナビやディスプレイオーディオの選び方や注意点、それからおすすめのモデルについて、詳しく解説していきます。
カーナビって一体何?ディスプレイオーディオとの違いは?
ご存じの通り、カーナビというのは「カーナビゲーション」の略称で、道案内をしてくれるシステムのことです。
カーナビと似たような言葉に「ディスプレイオーディオ」というのがあります。
中には、カーナビとディスプレイオーディオを混同してしまっている方もいますが、厳密に言うと両者は別物です。
ディスプレイオーディオというのは、本体にカーナビ機能を搭載していないディスプレイ(モニター)のことを指し、スマホと連携することによって地図機能などが使えるようになります。
カーナビは、本体に内蔵された機能しか使うことができませんが、ディスプレイオーディオの場合はスマホのように好きなアプリを選んで使うことができます。
また、ディスプレイオーディオは、カーナビ機能がない分本体価格が安く、コストを抑えたいと考えている方にもおすすめです。
カーナビやディスプレイオーディオの正しい選び方は?
では次に、カーナビの正しい選び方について詳しく解説していきます。
タイプで選ぶ
カーナビには、
・ポータブルタイプ
・2DINタイプ
・1DINタイプ
という種類があります。
また、ディスプレイオーディオにも、
・OS搭載タイプ
・スマホ連携タイプ
という種類があります。
それぞれのタイプで特徴が大きく異なりますので、自分に合ったカーナビ、ディスプレイオーディオを選ぶようにしましょう。
サイズで選ぶ
カーナビやディスプレイオーディオを選ぶ際は、サイズにも注目することが大切です。
7インチのサイズが一般的となっており、基本的にはどの車にも取り付けることができます。
ただ、運転しながら見ることを考えると、できるだけ大きなサイズを選んだ方が良いでしょう。
見やすさを重視する方は、8インチや9インチのカーナビやディスプレイオーディオを選ぶことがおすすめです。
記憶媒体の種類で選ぶ
カーナビを選ぶ際は、記憶媒体の種類に注目することも大切です。
記憶媒体には、
・SSDタイプ
・メモリータイプ
があります。
以前まではHDDタイプが主流でしたが、処理速度の関係から、近年ではSSDタイプやメモリータイプが人気を集めているのです。
機能性で選ぶ
カーナビやディスプレイオーディオの機能性に注目することも大切です。
カーナビであれば、
・VICS WIDE
・レーダー探知機
・地図更新
などの機能が搭載されているモデルを選ぶと良いでしょう。
ディスプレイオーディオの場合は、
・対応しているアプリ
・ワイヤレス接続ができるかどうか
・テレビを見られるかどうか
などを確認しておくことをおすすめします。
メーカーで選ぶ
カーナビにもディスプレイオーディオにも、人気メーカーが存在しています。
それぞれのメーカーによって、
・価格帯
・サイズ
・機能性
などが異なりますので、自分に合ったメーカーを探してみてください。
人気メーカーやおすすめメーカーについては、後ほど詳しく解説していきますので、このまま読み進めてみてください。
カーナビの種類別の特徴
では次に、カーナビの種類別の特徴について、詳しく解説していきます。
ポータブルタイプの特徴
ポータブルタイプのカーナビは、ダッシュボードの上に取り付けるだけですので、誰でも簡単に脱着できます。
近年では、クーラーの部分に取り付けられるものも増えていますので、好みに合わせて設置場所を変えることができるのです。
また、取り付け規定が特にないため、持ち運びも簡単です。
2DINタイプの特徴
2DINタイプのカーナビは、高さ100mm×幅180mmとなっていますので、基本的にはどのような車にも取り付けることができます。
大きすぎず小さすぎず、丁度良いサイズ感となっていますので、こだわりがない方は2DINタイプを選んでみてください。
また、ディスプレイオーディオにも、2DINタイプが存在します。
大きさは、高さ100mm×幅178mmとほぼカーナビと同じです。
1DINタイプの特徴
1DINタイプは、2DINタイプよりも若干サイズが小さく、高さ50mm×幅180mmとなっています。
スッキリとした見た目となり、操作性も簡単ですので、機械が苦手な方にも最適と言えるでしょう。
ディスプレイオーディオにも1DINタイプが存在します。
大きさは、高さ50mm×幅178mmと、こちらもカーナビとほぼ一緒です。
・ディスプレイオーディオの種類別の特徴
では次に、ディスプレイオーディオの種類別の特徴について、詳しく見ていきましょう。
スマホ連携タイプ
スマホ連携タイプというのは、スマホアプリと連携して画面を共有するタイプのディスプレイオーディオのことです。
普段使っているアプリをそのまま使うことができますので、
・目的地の検索
・ハンズフリー再生
なども簡単に行えます。
OS搭載タイプ
OSを搭載したディスプレイオーディオは、本体にアプリをインストールすることができますので、スマホがなくてもナビアプリやその他のアプリを操作できます。
代表的なOSは、「AndroidOS」となっていて、ほとんどのAndroidアプリを利用できますので、利便性はかなり高いと言えるのです。
カーナビの記憶媒体別の特徴
では次に、カーナビの記憶媒体別の特徴について、詳しく見ていきましょう。
メモリータイプの特徴
メモリータイプは、
・自宅のパソコンで地図を更新する
・音楽を聴く
・動画を入れることもできる
などのメリットがあります。
以前まで主流だったHDDタイプに比べると処理能力が落ちますが、衝撃に強いという特徴がありますので、耐久性を重視する方には最適と言えるでしょう。
SSDタイプの特徴
SSDタイプは、HDDと同じ処理能力を持っていて、尚且つ耐久性も高いです。
ご存じの方も多いと思いますが、パソコンにも採用されていますので、ストレスなく操作が行えます。
また、
・起動時間が早い
・静か
というメリットもありますので、処理性能や機能性を重視する方には最適です。
カーナビにあると便利な機能とは?
ディスプレイオーディオとは違い、カーナビには様々な機能があります。
以下、カーナビについていると便利な機能をいくつか紹介していきます。
VICS WIDE
VICS WIDEというのは、
・道路状況
・渋滞情報
・特別警報
などをリアルタイムで受信できるサービスのことです。
最新の情報をすぐに入手できますので、事前にチェックしておきましょう。
レーダー探知機
高速道路を走る機会が多い方は、レーダー探知機の有無も確認しておいた方が良いでしょう。
レーダー探知機が付いているカーナビを選ぶことによって、速度取り締まり装置のレーダーを感知してくれるようになりますので、違反切符を切られずに済みます。
地図更新
カーナビの中には、地図更新ができないものもありますが、長年使用することを考えているのであれば、地図更新ができるタイプを選ぶようにしましょう。
地図更新なしのカーナビと比べると価格が高くなりますが、長く使うことを考えると、コスパが良いと言えます。
スマホ連動
ディスプレイオーディオ同様、カーナビにもスマホ連動機能が付いているタイプがあります。
このようなカーナビを選ぶことができれば、スマホのナビを画面に表示させたり、音楽や動画などを再生したりすることも可能になるのです。
「カーナビとしての機能も欲しいけど、ディスプレイオーディオの機能も欲しい」
という方は、スマホ連動機能の有無を確認しておきましょう。
カーナビ、ディスプレイオーディオのメーカーで人気なのはどれ?
では次に、カーナビやディスプレイオーディオの人気メーカーをいくつか紹介していきます。
ケンウッド
ケンウッドのカーナビは、
・画質
・操作性
に優れています。
また、スマホと連携できるタイプもありますので、スマホに入っている音楽を車で楽しむことができるのです。
ケンウッドのディスプレイオーディオは、
・音質
・操作性
に優れています。
スマホとの音ズレがほとんどないため、快適にドライブを楽しみたいと考えている方には最適です。
パイオニア
パイオニアのカーナビは、最新技術を搭載したモデルが多く、高性能のナビを求めている方に最適です。
また、ほとんどの機能が使えますので、カーナビデビューする方にもおすすめできます。
パイオニアのディスプレイオーディオも、様々な機能に対応しています。
・iPhone
・Android
・iPod
など様々な端末に対応しているモデルも多く、CDやDVDの視聴や、USBデバイスに接続したいと考えている方にも最適と言えます。
おすすめのカーナビって一体どれ?
では次に、おすすめのカーナビをいくつか紹介していきます。
カロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ911-DC
サイバーナビというのは、カロッツェリアの上級ナビシリーズの1つです。
画面サイズも豊富で、ブラウザを介してYouTubeを見ることができますので、ドライブを最大限に楽しみたいと考えている方におすすめです。
また、ナビ性能も非常に高く、旅行が多い方や出張が多い方にも最適と言えます。
パナソニック・ストラーダ CN-F1X10BLD
このカーナビには、市販カーナビ史上初となる「有機ELパネル」が採用されています。
このパネルは自己発光式となっていますので、画質にこだわる方にもおすすめです。
また、ドラレコとの連携力も非常に高いため、安心してドライブを楽しみたいと考えている方は、是非使ってみてください。
ケンウッド・彩速ナビ MDV-M907HDF
このナビは、画質や操作レスポンスが非常に早く、様々な方から人気を集めています。
ディスプレイがフローティング化されているため、基本的にはどのような車種にも取り付けが可能です。
サウンドチューニング機能も搭載されているため、音質にこだわりたいと考えている方にも最適です。
アルパイン・ビッグX EX11NX2-NVE-80
画面サイズにこだわりたいと考えている方には、このモデルがおすすめです。
機能性だけではなく、デザイン性にも優れているため、高級感を演出したいと考えている方にも最適と言えます。
また、音質にもこだわりを持っていて、高性能な音響パーツが内蔵されているため、ドライブ中に音楽を楽しみたいと考えている方は、是非当モデルを選んでみてください。
おすすめのディスプレイオーディオって一体どれ?
では次に、おすすめのディスプレイオーディオをいくつか紹介していきます。
アルパイン ディスプレイオーディオ9型フローティングビッグDA ディスプレイオーディオ DAF9
このディスプレイオーディオは、9型画面とフルデジタルAMPを搭載しています。
また、アルパイン独自の高音質設計となっているため、音楽好きには最適なモデルと言えるでしょう。
フローティング構造となっていますので、基本的にはどのような車種にも取り付けることができます。
「とにかく音質にこだわりたいんだ!」
という方は、是非当モデルを選んでみてください。
9型 ディスプレイオーディオ フローティングビッグ DA DAF9Z
パイオニア ディスプレイオーディオデジタルメディアレシーバー DMH-WC6600NEX
このディスプレイオーディオは、9インチの大画面となっていますので、運転中でも安全に画面を確認することができます。
また、ハンズフリー通話も可能となっていますので、快適なドライブを楽しみたいと考えている方にも最適です。
ディスプレイのカラーも自由に選ぶことができますので、好きなようにカスタマイズしたいという方は、是非使ってみてください。
パイオニア ディスプレイオーディオマルチメディア カーステレオレシーバー ディスプレイオーディオマルチメディア カーステレオレシーバー DMHWT8600NEXNEX
このディスプレイオーディオは、10.1インチの大型モニターを採用しているため、
「とにかく大画面が良い」
という方におすすめです。
また、フローティング構造になっているため、角度調節も自由に行えます。
・AppleCarPlay
・AndroidAuto
どちらのOSにも対応しているため、利便性も非常に高いです。
パイオニア ディスプレイオーディオカロッツェリア カーオーディオ FH-8500DVS
高機能なディスプレイオーディオを探している方には、当モデルがおすすめです。
このディスプレイオーディオは、Bluetooth接続によってスマホの音楽を再生することができますし、当然ハンズフリー通話も行えます。
また、
・AppleCarPlay
・AndroidAuto
どちらのOSにも対応しているため、iPhoneやAndroidのナビを好きなように表示することができるのです。
JVCJVCケンウッド ディスプレイオーディオKENWOOD DVD/CD/USB/Bluetoothレシーバー DDX5020S
音質だけではなく、画質にもこだわりたいと考えている方には、当モデルがおすすめです。
このディスプレイオーディオは、好感度CMOSセンサー搭載しており、鮮明な画像を表示することができます。
また、USBミラーリングによって、YouTubeの動画を再生することも可能ですので、長時間のドライブも快適に楽しめるでしょう。
まとめ
快適なドライブを実現させるためには、カーナビやディスプレイオーディオの存在が欠かせません。
ただ、カーナビとディスプレイオーディオには様々な違いがありますので、それぞれの違いを理解したうえで、どちらのタイプを購入するかを決めていきましょう。
「カーナビやディスプレイオーディオの種類が多すぎて選べない」
という方は、今回紹介したモデルの中から、自分に合ったカーナビやディスプレイオーディオを見つけてみてください。