ハイエースは荷室が広いため、仕事やファミリーカーとして使用する際かなり多くの荷物を積むことができます。
ですが、平置きで普通に荷物を詰め込んだだけでは上の空間が勿体なくなってしまう。
そこで、ベッドキットを取り付けるオーナーも多いと思います。
ですがベッドキットは、安価な物でも４万円前後くらいで、有名メーカー製の本格的な物だと、１０万円は下らない。
そこで今回は、コンパネ等を使用して費用を安く抑えて、見た目も強度も十分なベッドキットを自作してみたので、紹介したいと思います。
材料
・コンパネ２枚 ５０００円
・レザーシート（サンゲツ製） 巾１２２ｃｍ×４ｍ ９０００円（購入当時価格）
・ウレタンチップ （近所のホームセンターで購入）３０００円くらい
・ベッドキット取り付け金具 ４個 １０００円
・パンチカーペット（グレー色）２０００円
・杉板 １枚１２００円×４ ４８００円
合計約２４８００円
おおまかな費用はこんな感じで、ネジ類や一部廃材などは含んでません。
レザー生地はしっかりした物をつかいたかったのでサンゲツ製を選びました。
制作
まずは両サイドのボックス部分の寸法取りをして、切り出していきます。
このボックス部分はコンパネを使用しました。
助手席側のボックス内には２０ℓの水タンク、インバータ類を設置するため、幅を少し大きめにしました。
左右のボックスが完成しました。
次にパンチカーペットを両面テープとタッカーで張り付けていきます。
本当はパンチカーペットではなく、レンガ調の壁紙を張り付けるはずでしたが、不器用なため上手く張れず断念。
次に、天板を作成。
ここもコンパネを使用しました。
ボックス内部に廃材を使って補強を入れてます。
天板にウレタンチップを入れてレザーを貼っていきます。
レザー張りは角の処理が何回やっても上手くできませんが、良しとします。
次にベッド部分の作成です。
ここは強度が必要なため、当初はコンパネに補強の角材を入れて作製予定でしたが、試作を作って小学生の息子に乗ってもらってみたところ、撓んでしまったのでコンパネは却下となりました。
ホームセンターで板材を探し回り、杉板に決定。
厚さが３ｃｍあり強度も十分。
しかし、幅が２０ｃｍしかないため、木工用ボンドと、金具で繋ぎ合わせ、４０ｃｍの板にします。
次に、サイズを測って必要な長さを切り出していきます。
ベッドを乗せる土台部分を取り付けていきます。
両サイドの天板のコンパネが厚さ１.２ｃｍ、ベッド部分の厚さが３ｃｍあるため、レザーを貼って完成した高さを揃えるため、土台部分の取り付け高さをしっかり計ります。
ベッドが前後に動かないようにピンを打っておきます。
ベッドの裏側にはピンが入る穴を空けてます。
最後に、レザーを貼って完成です。
高さも綺麗に揃いました。
おわりに
今回、２４８００円ほどでベッドキットを作製してみました。
コンパネでも強度十分で、見た目も気に入ってます。
レザーは安心のサンゲツで間違い無し！
市販品のベッドキットもいいですが、自分だけの使い勝手の良いベッドキットを作製してみてはいかがでしょう？