ハイエースの自作センターコンソールボックスの全工程とポイント

はじめに

純正のハイエースセンターコンソールボックスに満足できず、使い勝手やデザインにこだわりたい方も多いでしょう。
僕もその一人です。そこで、DIYでオリジナルのセンターコンソールボックスを自作することにしました。
以下では、自作したセンターコンソールボックスの詳細と製作過程についてご紹介します。
このブログでは、ハイエースの純正センターコンソールボックスに不満を感じている方に向けて、自作の手順やポイント
使用感について詳しくお伝えしていきます。
DIYで自分だけのオリジナルセンターコンソールボックスを作ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

材料

パイン材を使用して基本のフレームを作成し、内部を収納スペースとして活用できるように設計しました。
パイン材の厚みは底板、側板すべて18mmです。
蓋部分は軽量な桐材を使いました。また、背面セカンドシート側にはUSBポートや100vコンセントを取り付けることで、
車内での利便性を向上させています。これにより、スマートフォンやその他のデバイスを簡単に充電することができます。


次に、ボックスの内部にはティッシュボックスやその他の小物を収納できるスペースを確保し、
車内をスッキリと整理整頓できるようにしました。クッション材を内部に敷くことで、物が滑ったり音がするのを防ぎます。

仕上げにはニスを塗り、光沢のある美しい外観に仕上げました。これにより、車内のインテリアとも調和し、見た目も高級感を感じさせるものとなりました。


その他スイッチ類、電圧計、USBポート等はTEMUでまとめ買いしました。

作業工程

まずはじめに、全体の形がイメージ出来たら、寸法出しして簡単にメモしていきます。

純正コンソールは、M6ネジ4本で取り付けされています。

まず全体の位置出しの為、底板の寸法出しと穴開け、高さ確認をします。
高さは、アルミカラースペーサーとワッシャーで調整しました。
穴開けは左右均等にしてしまうと、コンソールボックスが助手席側に1㎝程度ずれてしまいます。僕は気にならなかったのでそのまま取り付けました。
左右真中に取り付けるには、底板の穴を、1㎝程度ずらす必要があります。

全ての寸法取りができたら、材料を切り出していきます。
電動工具は、丸鋸、ジグソー、トリマーを用意します。



組み立ては、ダボピンを使用します。


ダボピンと木工ボンドで張り合わせた後、皿タッピングビスで締めていきます。


トリマーで面取りしました。


組み上げた際の段差は、トリマーで削って平らにしました。


着色は、ニス入りのダークオークで塗装しました。


塗装が完了したら、背面のスイッチ類の作製です。

2mmのアルミ板を切り出しましたが、ボコボコになってしまったので、レザーシートを貼ってごまかします。


100vの部分は、板をくり抜いてビス止めするだけです。

次に、端子台を取付けて、電圧計、スイッチ、USBポートを配線していきます。


完成です。

100vは、レノジーの1000wインバータなので、大抵の家電は使用可能でかなり便利です。


USBポート部は、サブバッテリーから直に配線しているので、エンジン停止時でもUSB機器は使用可能。
勿論サブバッテリー付近にヒューズを取り付けました。
天板は、軽い桐材を使いました。
肘置きも兼ねているため、クッション性を良くした方がいいのですが、運転席でコンビニ弁当などを食べることがよくあるので、
クッションがありすぎると、弁当やお茶を天板に置いた際に安定しない為、5mm厚の薄めのスポンジにレザーシートを張り付けて、
柔らかくなりすぎないようにしました。
次に丁番を付けて完成!
横250mm、縦340mm、高さ200mmと、かなりの収納力!


ボックスティッシュも横向きで収納可能。

前側は、定番のドリンクホルダーにしようかと思いましたが、今は純正ドリンクホルダーと、↓こちらの使い勝手抜群のドリンクホルダーを取り付けているので、コンソールにドリンクホルダーは必要無し。

なので、長距離運転する際に、よく袋菓子を食べながら運転するため、お菓子置きボックスを作製!
この中に色々入れられるので便利です。

おわりに

ハイエースの純正センターコンソールボックスに不満を感じている方に向けて、自作の手順、使用感について書いてみました。
DIYで自分だけのオリジナルセンターコンソールボックスを作ってみたい方は、ぜひ参考にしてください。