CRP129Xは評判の高いスキャンツールですが、最初は何が凄いのかわからないと思います。CRP129Xの凄さはレビュー欄にも書かれていますが、本記事では噛み砕いて解説したいと思います
CRP129Xの特徴
CRP129Xの特徴をみます。
多くの車に対応している
スキャンツールの経験者は知っていると思いますが、車種によっては使えないことがあります。CRP129Xは多くの車に対応しているので、互換性の問題に直面することは少ないです。
互換性の問題で困ることは、実際に試さなければわからないことです。販売店はある程度の互換情報は公開していますが、公開している車種は決して多いとは言えません。
CRP129Xを開発しているLAUNCH社は車の検査ツールの専門会社ですが、さまざまな車種で実験しています。実験結果は、互換情報に反映されています。
輸入車に強い
外車の形式によっては、スキャンツールが反応しないことがあります。反応しないのは形式を正しく読み取れないからですが、CRP129Xは正確に読み取ります。
車の形式情報を判断するときは、VINコードが必要です。VIN コードは17桁の個体識別番号で、アメリカ車とヨーロッパ車はVINコードを採用しています。しかし毎回スキャンのために、VINコードを打ち込むのは面倒くさいものです。
CRP129Xは、ボタンを押すだけで、車両のVINコードを読み取ります。言葉にすれば簡単ですが、実装するのは難しいものです。レビューでもこのことについて触れている人はいますが、ボタン一つで車両情報を読み取りスキャンしてくれたら、外車のドライバーは大変助かります。
万が一ボタン操作で読み取れない場合は、手動入力できます。
バッテリーの電圧をリアルタイムで監視
車の故障の原因でもっとも多いのは、バッテリーの不具合だといわれています。車のバッテリーの電圧は気温20℃の満充電状態で、12.72Vになるように設計されています。しかし何らかの原因で異常が発生すれば、エンジンがかかりにくくなり、最悪の場合は始動できません。
CRP129Xはバッテリーの電圧がリアルタイムで監視できるので、バッテリーの電圧不良を早期発見することができます。
診断結果を記録に残せる
スキャンツールの診断結果は記録に残したいものですが、CRP129Xは診断結果を自動生成します。診断結果はクラウドサーバーに転送できるので、さまざまな場所で閲覧できます。
まとめ:CRP129Xを活用して自主点検しよう
CRP129Xの凄さを紹介しましたが、スキャンツールは車の安全のために実施するものです。CRP129Xには、他にも安全に役立つ機能があります。
特筆すべき機能には、ABSシステムとSRSシステム(エアバッグ)があります。ABSとSRSは比較的新しい技術ですが、CRP129Xは異常があれば教えてくれます。
安全運転を心がけるドライバーはCRP129Xを活用し、車の点検をしっかり実行してください。